自民 大阪府連立て直しへ 8選挙区で立候補予定者の支部長決定

次の衆議院選挙に向けて、自民党は、維新の会に厳しい戦いを強いられている大阪府連を立て直すため、公募していた大阪の10選挙区のうち8つで立候補予定者となる支部長を決定しました。

自民党は、大阪に19ある衆議院の小選挙区のうち、公明党が候補者を擁立する選挙区と、党の情勢調査などから一定の結果が見込まれるとした選挙区を除く10の選挙区で、立候補予定者となる支部長の公募を行い、2日、茂木幹事長が大阪市内で記者会見を開いて結果を発表しました。

それによりますと、8区、9区、10区、11区、12区、14区、15区、18区の8つの選挙区で、支部長が決まり、4区と17区は保留となりました。

公募を開始した際、10の選挙区には前回の衆議院選挙で落選した6人の支部長がいましたが、結果として2人が同じ選挙区で再び選ばれ、1人が選挙区を変えて選ばれた一方、1人が公募に応じず、2人が保留の扱いとなり、党が今後の活動状況を見極めた上で改めて判断することになりました。

茂木氏は「次の衆議院選挙、2年後の参議院選挙、さらに4年後の統一地方選挙の勝利に向けて、改革を着実に実施し、自民党大阪の再生を実現したい」と述べました。