ANA子会社「エアージャパン」 成田とバンコク結ぶ路線 就航へ

ANAホールディングスの子会社「エアージャパン」は、来年2月に成田とタイのバンコクを結ぶ路線を就航させると発表しました。フルサービスとLCCの間を意識した新ブランドとしてコロナ禍から回復する需要を取り込みたい考えです。

発表によりますと、会社は来年2月9日から成田とタイのバンコクを結ぶ路線を就航させます。

座席は全席エコノミーですが、LCC=格安航空会社よりは間隔を広くし、価格は座席指定ができるかや機内食の提供があるかなどによって3種類、設定しています。

レジャー客を中心としつつ多様化する需要に応えるため、フルサービスとLCCの間の価格やサービスを意識したということです。

今後は、アジアやオセアニアなど中距離の国際線を強化する計画だということです。

エアージャパンの峯口秀喜社長は「コロナ禍を経てインバウンドを中心に需要は今後伸びていくと考えている。日本、タイ双方から多くの人に利用してほしい」と述べました。

日本航空も来年夏に羽田とカタールのドーハを結ぶ路線を初めて設けると発表していて、航空各社で海外路線を強化し、コロナ禍から回復する需要を取り込もうとする動きが活発化しています。