市川猿之助被告が出演予定 スーパー歌舞伎 上演見合わせを発表

両親の自殺を手助けしたとして、自殺ほう助の罪で起訴された歌舞伎俳優の市川猿之助被告が出演し、来年2月から予定されていたスーパー歌舞伎について、上演を見合わせることが2日に発表されました。

歌舞伎俳優の市川猿之助、本名 喜熨斗孝彦被告(47)は、ことし5月、両親に睡眠導入剤を手渡して服用させ自殺を手助けしたとして、自殺ほう助の罪で起訴されています。

被告は7月31日に、勾留されていた警察署から保釈されました。

こうした中、歌舞伎の製作を手がける松竹は、来年2月と3月に東京の新橋演舞場で上演を予定していた「スーパー歌舞伎※2 鬼滅の刃」について「諸般の事情により上演を見合わせる」と2日に発表しました。

この舞台は、人気漫画「鬼滅の刃」を初めて歌舞伎化するもので、猿之助被告は、俳優として出演するとともに、総合演出も担うことになっていました。

※2はローマ数字