国民民主党代表選 前原代表代行 立候補表明 2人による選挙戦へ

国民民主党の代表選挙に前原代表代行が立候補することを表明しました。玉木代表もすでに立候補を表明していて、2人による選挙戦になる見通しです。

国民民主党の代表選挙は、玉木代表の任期満了に伴って、3日、立候補を受け付け、今月21日告示、来月2日投開票の日程で行われます。

前原代表代行はきょう記者会見し「自民党にしっかり対じする強い野党が必要だ。非自民・非共産の枠組みで政策本位で野党結集を進め政権交代への道筋をつけたい。どんな状況になっても支えられる社会の実現を目指し一番大きなポイントは教育の無償化だ」と述べ、代表選挙に立候補することを表明しました。

また、今後の野党間の連携については「立憲民主党と日本維新の会が対象になり得る。代表になったらさまざまな相談をさせていただきたい」と述べました。

前原氏は61歳。民主党政権で外務大臣や国土交通大臣などを歴任し、国民民主党では代表代行を務めています。

代表選挙には、玉木氏もすでに立候補を表明していて、2人による選挙戦になる見通しです。今後の党のあり方について、玉木氏は政策本位で与党との協調も排除しない姿勢を示しているのに対し、前原氏は日本維新の会を含む野党間の連携をより重視する姿勢で、党の路線などをめぐって論戦が展開されるものとみられます。