保育施設や放課後児童クラブなど 重大事故2400件超で過去最多

全国の保育施設などで子どもが大けがをしたなどの重大事故に関する報告が、去年は2400件を超えて過去最多となったことが、こども家庭庁のまとめでわかりました。

こども家庭庁は、全国の保育施設や幼稚園、放課後児童クラブ、いわゆる学童クラブなどで、子どもが死亡したり治療に30日以上かかるような大けがをする重篤な事故の報告を義務付けています。

それによりますと、去年1年間に報告された事故は2461件と、報告が義務化された平成28年以降で過去最多となりました。

前の年からは114件増えていて、このうちの8割近くを放課後児童クラブが占めました。

施設別では、
▽認可保育所での事故が最も多く1190件、
▽放課後児童クラブが565件、
▽幼保連携型認定こども園が483件などとなっています。

また、死亡事故は5件あり、内訳は、
▽睡眠中の事故が2件、
▽食事中の事故が1件、
▽送迎バスでの置き去り事故が1件などとなっています。

保育の現場や放課後児童クラブなどをめぐっては人手不足が課題とされています。

こども家庭庁は安全管理を徹底するよう各施設に呼びかけるほか、今後、保育士や職員の配置の改善に向けた検討も進めていくことにしています。