木原氏報道めぐる動き

「週刊文春」は、木原官房副長官の妻が、2006年に死亡した元夫の男性をめぐり、12年後の2018年に再捜査が行われた際に警視庁から任意の事情聴取を受けたほか、木原氏が捜査に圧力をかけた疑いがあるなどと報じました。

これについて男性の家族は7月20日に記者会見を開き、自殺とされているが、死亡した状況に不自然な点が残るとして、警視庁に改めて再捜査を求める書面を提出したことを明らかにしました。

また、2018年に再捜査を担当した捜査1課の元捜査員も7月28日に会見を開き「自殺と認定する証拠はない。事件性はある」などと述べました。

一方、警視庁の國府田剛捜査1課長は「捜査の結果から現場の状況やご遺体の状況に争ったような跡は認めることはできない。証拠上事件性は認められず、死因は自殺と考えて矛盾はない」などとコメントしています。