木原副長官めぐる週刊誌報道 松野官房長官“説明は本人判断”

木原官房副長官の妻が、元夫の死亡をめぐって警察から任意の事情聴取を受けていたなどと一部週刊誌で報じられたことについて、松野官房長官は、説明の機会を設けるかどうかは木原氏本人が判断することだという認識を示しました。

「週刊文春」は、木原官房副長官の妻が、2006年に元夫の男性が死亡したことをめぐって警察から任意の事情聴取を受けていたほか、木原氏が捜査に圧力をかけた疑いがあるなどと報じました。

これについて、松野官房長官は午前の記者会見で「疑惑について、本人が説明の場を設けるべきとは思わないのか」と問われたのに対し、「プライベートに関することでもあるので、副長官の判断だと思う」と述べ、説明の機会を設けるかどうかは本人が判断することだという認識を示しました。

共産 小池書記局長「官房副長官は自分の口で説明すべき」

共産党の小池書記局長は、記者会見で「官房副長官は、岸田政権の主要政策を国民に説明する役割もあり、公務にも一定の影響が出ているのではないか。国民的な関心事にもなってきているので、自分の口で説明すべきだ」と述べました。