海を安全に楽しむには?海水浴場で海保が注意呼びかけ 神奈川

夏休みに入って全国各地で海や川での事故が増える中、海水浴客でにぎわう神奈川県の海水浴場で、海上保安部などがパトロールを行って、注意を呼びかけました。

逗子市の海水浴場では、30日午後、海上保安部のほか警察や市の職員などおよそ50人が集まりました。

そして、危険な遊び方をしていないか砂浜をパトロールしながら
▽監視員などがいる海水浴場で泳ぐことや
▽酒を飲んで海に入らないこと
▽沖に向かう強い潮の流れ「離岸流」に注意するよう呼びかけました。

家族連れには、子どもから目を離さずに1人にしないように伝えていました。

また、この海水浴場ではふだんは水上オートバイの利用客も多いということで、ライフジャケットを着用するよう呼びかけています。

海上保安部によりますと、神奈川県内の海では7月、泳いだりスノーケリングをしたりしていた4人が死亡しています。

横須賀海上保安部の渡邊兼弘警備救難課長は、「新型コロナが5類に移行して初めての夏で、海水浴場もにぎわうと思う。安全に海を楽しんでほしい」と話していました。