動物園でゾウやトラに大きな氷 中には好物の果物も 京都

厳しい暑さの中、京都市の動物園では、動物たちに大きな氷がプレゼントされました。

京都市左京区の京都市動物園は、飼育している動物たちに夏の厳しい暑さをしのいでもらおうと、例年、この時期に氷をプレゼントしています。

今回は、あわせて425キロ分の氷が用意され、飼育員たちがジャガーやトラ、そしてゴリラなど、12種類の動物にプレゼントしていきました。

氷には、動物たちの好物の果物が入っているものもあり、ツキノワグマのものには、キウイフルーツが、ゾウのものには、グレープフルーツやオレンジといった数種類の果物が入っています。

30日の京都市内は、午前中から気温が30度を超えていて、訪れた家族連れなどは、汗を拭いながら、動物たちが氷に群がる姿を眺めたり、写真を撮ったりしていました。

京都市左京区から家族で訪れていた40代の男性は、「何度か見に来ていますが、ゾウたちは初めて見るようなダイナミックな動きをしていて器用だなと感じました」と話していました。

京都市右京区から親戚と訪れていた小学3年生の女の子は、「ゾウがとても大きくて、足で氷を割って食べているのが賢いなと思いました」と話していました。