住宅で2人死亡 高齢夫婦か 熱中症の可能性 東京 東村山

29日、東京・東村山市の住宅で90代と80代の夫婦とみられる2人が死亡しているのが見つかり、警視庁は現場の状況などから熱中症で亡くなった可能性があるとみて調べています。

警視庁によりますと、29日午後6時前東京・東村山市秋津町の住宅で「高齢の夫婦が倒れている」と住宅を訪れた介護職員から110番通報がありました。

警察官が駆けつけたところ、この家に住む90代と80代の夫婦とみられる2人が寝室のベッドの上に倒れていて、すでに死亡していました。

警視庁によりますと夫婦は介護施設のデイサービスを利用していましたが、29日の朝職員が迎えに行っても応答がなく、その後、家の中に入って2人を発見したということです。

夫婦は2人暮らしで寝室にエアコンはありましたが、スイッチは入っておらず、扇風機がついていたということです。

また、部屋の窓やドアは閉めきられた状態だったということです。

警視庁は現場の状況などから2人が熱中症で亡くなった可能性があるとみて、詳しく調べています。