藤浪晋太郎 リリーフで無失点 移籍後初の本拠地登板

大リーグ、オリオールズの藤浪晋太郎投手が28日、本拠地のボルティモアで行われたヤンキース戦にリリーフ登板し、終盤のピンチを無失点で抑えて役割を果たしました。

藤浪投手は0対0で迎えた7回、先発ピッチャーが1アウトを取ってからヒットを打たれ、ランナー一塁となった場面で2人目としてマウンドに上がりました。

最初のバッターをフォアボールで出して一塁二塁とピンチが広がりましたが、続くバッターを159キロの速球でショートゴロ、ダブルプレーに打ち取り、得点を許しませんでした。

シーズン途中にアスレティックスから移籍した藤浪投手は移籍後初の本拠地での登板で3分の2イニングをヒットなし、無失点で抑え、リリーフとして役割を果たしました。

試合はオリオールズが1対0でサヨナラ勝ちしました。

藤浪「いい精神状態でマウンドに上がれた」

藤浪投手は「0対0でランナーもいてちょっと緊迫した場面だったが、落ち着いて入ることができた。状況を確認して、慌てることなくいい精神状態でマウンドに上がれたことがよかった」と振り返りました。

地区優勝を争うチームで、勝負どころでの起用が続いていることには「移籍してきて最初はどうしても緊張があったが、そのあたりが取れてきたというか、なじんできた。あまり気負いすぎずに、自分のボールをストライクゾーンに投げるだけなので、それを徹底していきたい」と意気込みを話していました。