錦織圭 米ツアー大会 準決勝進出ならず 世界ランク9位に敗れる

テニスの錦織圭選手は28日、アメリカで行われているツアー大会の男子シングルス準々決勝で、世界ランキング9位のアメリカの選手にセットカウント0対2のストレートで敗れ、準決勝進出はなりませんでした。

けがの治療から実戦に復帰した錦織選手はおよそ1年9か月ぶりに出場したツアー大会で、1回戦と2回戦をいずれもストレートで勝ち上がり、28日は準々決勝でアメリカのテイラー・フリッツ選手と対戦しました。

現在、世界439位の錦織選手は第1セットで世界9位の相手に一歩も引かず、第9ゲームまではサービスゲームをキープし合う展開で進みましたが、ゲームカウント4-5で迎えた第10ゲームで、錦織選手にミスが出るなどして相手に初めてブレークを許し、このセットを4-6で落としました。

続く第2セットは3ゲームを連取されると、その後も相手のペースで試合が進み、そのまま2-6で押し切られて、セットカウント0対2のストレートで敗れ、準決勝進出はなりませんでした。