大雨で増水の川に流され不明 40代男性 遺体で見つかる 大分

今月25日、大雨で増水した大分県由布市の川に流され、行方が分からなくなっていた40代の男性が28日午後、およそ3キロ離れた下流で遺体で見つかりました。

大分県によりますと、遺体で見つかったのは大分市の建設会社に勤める40代の男性作業員です。

この作業員は今月25日、由布市湯布院町を流れる花合野川で、県が発注した砂防ダムの工事を行っていて、突然の大雨で川が増水した際にもう1人の60代の男性作業員とともに流されました。

60代の作業員はその日のうちに10キロほど離れた下流で遺体で見つかりましたが、40代の作業員の行方が分からず、警察や消防などが28日も午前からおよそ100人態勢で捜索を行っていました。

そして、午後6時半ごろ、ドローンを使った捜索によって、流された場所からおよそ3キロ離れた下流で遺体が発見されたということです。

県は突然の川の増水で2人の作業員が逃げ遅れた可能性もあるとみて詳しい状況を調べています。