ビッグモーター 街路樹問題で謝罪 “原状回復に向け手続き”

中古車販売会社「ビッグモーター」の店舗前で街路樹が枯れている問題で、会社は28日、ホームページで謝罪するとともに植樹などの原状回復に向けた手続きを行うことを明らかにしました。清掃活動で使用した除草剤などの影響による可能性が高いと説明しています。

ビッグモーターをめぐっては、全国の店舗前で街路樹や植え込みが枯れたり、伐採されたりしていることが確認されています。

これについて会社は28日、ホームページで謝罪のコメントを発表しました。

このなかで会社は、問題の指摘を受けて自社で調査した結果、過去に複数の店舗で、清掃活動の際に使った除草剤などの影響で枯れた可能性が高いと説明しています。

そのうえで、行政の指導のもとで外部の専門家にも相談し、土壌の入れ替えや植樹など原状回復に向けた手続きを進めるとしています。

さらに、ほかの店舗についても、国土交通省や自治体の現地調査に全面的に協力するとしています。

この問題をめぐっては国や各地の自治体が調査に乗り出し、国土交通省は、原因を調査した上で除草剤がまかれたことが確認された場合には、警察に被害届を提出するとともに、誰が行ったか特定された場合は、損害賠償の請求についても検討するとしています。