9月請求分の電気料金 大手電力10社中 8社で値下がり

大手電力10社が発表したことし9月請求分の電気料金は、燃料価格の下落が続いていることから、10社中8社で値下がりします。

各社の発表によりますと、ことし9月に請求される家庭向けで契約者の多い「規制料金」は、使用量が平均的な家庭で前の月と比べて、
▽北海道電力が212円下がって7699円、
▽東北電力が299円下がって6900円、
▽東京電力が263円下がって6796円、
▽中部電力が304円下がって6399円、
▽北陸電力が239円下がって6121円、
▽中国電力が341円下がって6750円、
▽四国電力が239円下がって6677円、
▽沖縄電力が439円下がって7180円と、
10社中8社で値下がりします。

これは火力発電の燃料となるLNG=液化天然ガスや石炭の価格が下落したことが主な理由です。

一方、▽関西電力と九州電力は前の月から横ばいでした。

都市ガスの料金は大手4社すべてで値下がり

また、9月請求分の都市ガスの料金は8月分と比べて大手4社すべてで値下がりします。

使用量が平均的な家庭では、
▽東京ガスが171円下がって4935円、
▽大阪ガスが171円下がって5486円、
▽東邦ガスが177円下がって6078円、
▽西部ガスが131円下がって5871円となります。