千賀滉大 6回1失点も勝敗つかず チームは逆転勝ち

大リーグ、メッツの千賀滉大投手がナショナルズ戦に先発し、6回を1失点に抑えましたが勝ち負けはつかず、8勝目は持ち越しとなりました。

ここまで7勝5敗の千賀投手は27日、本拠地ニューヨークで行われたナショナルズ戦に中5日で先発登板しました。

千賀投手は立ち上がり、キレのある変化球と力強い速球もさえて2回まで打者3人ずつで抑え、3回には、ヒットとフォアボールなどで2アウト一塁二塁としたものの続くバッターは得意のフォークボールで空振りの三振を奪い無失点で切り抜けました。

5回まで安定したピンチングを見せていた千賀投手でしたが、6回は、ヒットとフォアボール、味方のキャッチャーの打撃妨害なども絡んで1アウト満塁のピンチを招き、続くバッターには犠牲フライを打たれて1点を先制されました。

このあとは追加点を許さず、千賀投手はこの回でマウンドを降りました。

球数は99球、打たれたヒットが2本、フォアボールが3つ、デッドボールが1つ、三振は5つ奪って1失点でメッツは8回、1対1の同点に追いついたため千賀投手の負けがなくなりました。

さらに、1アウト満塁と勝ち越しのチャンスを迎えていた場面で激しい雷雨の影響で試合は中断しましたが、およそ1時間30分後に再開され、メッツが1点を勝ち越してこの結果、メッツが2対1で競り勝ちました。