トヨタ 4年連続世界首位 上半期販売台数 EVは海外メーカー先行

主な自動車メーカーのことし1月から6月まで上半期の販売台数は、トヨタ自動車がグループ全体で540万台余りとなり4年連続の世界トップでした。一方、EV=電気自動車の販売では海外メーカーが先行しています。

各社の発表によりますと、トヨタ自動車の上半期の世界販売台数は、グループのダイハツ工業と日野自動車をあわせて541万9841台でした。

ドイツのフォルクスワーゲンのグループの437万2200台を上回り、4年連続で世界トップとなりました。

このほかでは
▽韓国のヒョンデ自動車のグループが365万7382台
▽日産自動車とフランスのルノー、それに三菱自動車工業があわせて320万3026台
▽アメリカのGM=ゼネラルモーターズが296万7000台、それに
▽ホンダが184万2119台
▽スズキが152万2159台などとなりました。

一方、日本メーカーのEVの販売台数は
▽日産がおよそ7万台
▽トヨタが4万6171台
▽ホンダが8400台にとどまっています。

調査会社のマークラインズが推計値も含めてまとめた主要14か国の乗用車のEVの販売台数は
▽アメリカのテスラがトップで78万8000台、次いで
▽中国のBYDが55万7000台
▽フォルクスワーゲンが23万5000台などとなっています。

EVシフトで海外メーカーが先行するなか、日本メーカーとして市場が拡大する中国などでいかに存在感を示せるかが課題となります。