立民 泉代表 “民主主義守るため協力を” 維新 馬場代表発言に

日本維新の会の馬場代表が共産党を「無くなったらいい政党だ」と批判したことについて、立憲民主党の泉代表は民主主義への攻撃だとして、与野党を問わず民主主義を守るため協力すべきだと強調しました。

日本維新の会の馬場代表はインターネット番組で、共産党について「無くなったらいい政党だ」と批判し、共産党は民主主義を否定する発言だとして抗議し、撤回を求めています。

これについて立憲民主党の泉代表は記者会見で「公明党幹部からも、きのう苦言が呈された。馬場氏は維新の会を『第2自民党』とも言ったが、自民党でも『政党が無くなってもいい』などということは普通は言わず、民主主義に対する否定や攻撃だ」と述べました。

そのうえで「維新の会の中から声が上がらないことが不思議で怖いことだ。野党各党だけでなく自民・公明両党も含めて、民主主義を守るため力を合わせないといけない」と指摘しました。

また、次の衆議院選挙に向けた野党間の候補者調整について「われわれは民主主義を守る政党と候補者調整をしたいと思っている。維新の会がそういう政党かどうかだ」と述べました。