NY市場 1ドル=138円台後半まで値上がり 日銀の政策修正観測で

27日のニューヨーク外国為替市場では、日銀がいまの金融緩和策を修正するのではないかという観測が広がって、円を買ってドルを売る動きが強まり、円相場は一時、1ドル=138円台後半まで値上がりしました。

27日のニューヨーク外国為替市場では円相場が一時、1ドル=138円台後半まで値上がりしました。

日銀が28日まで開く金融政策を決める会合で、長期金利を0.5%より低い水準に抑え込むいまの金融緩和策を修正するのではないかという観測が広がって、円を買ってドルを売る動きが強まりました。

市場関係者は「日銀の会合の結果とともに、植田総裁が記者会見で物価の見通しや金融政策の先行きについてどのような発言をするかに関心が集まっている」と話しています。