バイデン大統領 米国内の記録的な暑さ 史上初の警報発令を指示

アメリカのバイデン大統領は、国内で記録的な暑さによって市民生活に影響が出ているとして労働省に対して、史上初めて暑さに関する警報の発令を指示するなど新たな対策を発表しました。

アメリカ国立気象局によりますと、アメリカ国内では西部アリゾナ州の州都フェニックスで今月、最高気温が43.3度をこえる日が27日連続となり最長記録を更新するなど各地で記録的な暑さが観測され、市民が日中の活動を制限されるなど影響が出ています。

これを受けて、バイデン大統領は27日ホワイトハウスで演説し「気候変動の影響を否定することはもう誰にもできない。記録的な暑さは今や1億人以上の国民に影響を及ぼしている」と述べ、新たな対策を発表しました。

具体的には、バイデン大統領が労働省に対して史上初めて暑さに関する警報を発令するよう指示し、屋外で働く労働者の安全確保を強化するとしています。

また、アメリカ西部などで起きている深刻な干ばつに対応するため日本円にして210億円あまりを投じて貯水能力を拡大させるとしています。

さらに、日本円にして9億7000万円を投じて気象予測システムの能力を向上させるということで、長期間続く猛暑などの異常気象に備える姿勢を強調しました。