ウクライナ選手 ロシア出身選手と握手拒否で失格 フェンシング

フェンシングの世界選手権に出場したウクライナの選手がロシア出身の選手と対戦した試合のあと握手を拒否したため失格になりました。

イタリアのミラノで行われているフェンシングの世界選手権は27日、女子サーブル個人が行われ1回戦で、ウクライナのオリガ・ハルラン選手と個人資格で出場しているロシア出身のアンナ・スミルノワ選手が対戦しました。

試合はハルラン選手が勝ちましたが、試合後にハルラン選手は剣を持ったまま握手を拒否しました。

国際フェンシング連盟では、連盟のルールで試合後に選手どうしが互いに相手に敬意を払うことを求めていてハルラン選手は失格処分となりました。

ウクライナの選手とロシアや同盟国のベラルーシ出身の選手をめぐっては、テニスの四大大会の1つ、ウィンブルドン選手権でも試合後に選手が握手を拒否する場面がありました。