あすも危険な暑さ 来週にかけ猛暑続く見込み 熱中症に厳重警戒

気象庁によりますと、28日も広い範囲で気温がぐんぐん上がり、最高気温は
▽群馬県伊勢崎市で39.4度
▽兵庫県西脇市で39度ちょうど
▽福島県伊達市で38.9度
▽大阪府豊中市で38.8度
▽福島市で38.6度
▽埼玉県熊谷市で38.5度と危険な暑さになりました。

また、
▽名古屋市と大阪市で37.4度
▽大分県日田市で37度ちょうど
▽東京の都心で36.2度
▽北海道帯広市で35.6度など全国233地点で猛暑日となりました。

この時間も気温が高い状態が続いていて、夜間も熱中症への対策が必要です。

29日も朝から気温が高いと見込まれ、日中の最高気温は、
▽兵庫県豊岡市、京都府舞鶴市、埼玉県熊谷市、福島市で38度と命に関わる危険な暑さが見込まれ
▽熊本市、鳥取市、京都市、福井市、岐阜市、甲府市、さいたま市、山形市で37度
▽高松市、大阪市、名古屋市、東京の都心で36度
▽福岡市、広島市、仙台市、青森市で35度と広い範囲で猛暑日が予想されています。

気象庁と環境省は熱中症の危険性が極めて高まるとして、北海道の十勝地方、宮城県、山形県、福島県、茨城県、群馬県、埼玉県、神奈川県、山梨県、静岡県、三重県、新潟県、富山県、石川県、福井県、京都府、兵庫県、和歌山県、岡山県、広島県、島根県、鳥取県、徳島県、香川県、愛媛県、山口県、福岡県、大分県、長崎県、熊本県、宮崎県、奄美地方を除く鹿児島県に熱中症警戒アラートを発表しています。

猛烈な暑さはこの先しばらく続く見込みで、気象庁は北日本から西日本では来月4日ごろにかけて気温の高い状態となり、猛暑日が予想されると発表しました。

環境省によりますと、厳しい暑さが継続すると熱中症で亡くなる人は急増する傾向にあります。

連日の猛暑の影響で熱中症で体調を崩したり亡くなったりするケースが相次いでいて、厳重な警戒が必要です。

不要不急の外出は避け、屋内でもエアコンなどで室温を適切に調節し、のどが渇かなくてもこまめに水分を補給するなど対策を徹底してください。

一方、上空の寒気や日中の気温の上昇の影響で、西日本から北日本の広い範囲で大気の状態が不安定になり、局地的に雨雲が発達して激しい雨が降っています。

28日夜にかけて局地的に雷を伴って非常に激しい雨が降るおそれがあり、気象庁は土砂災害や低い土地の浸水、川の増水、落雷、竜巻などの激しい突風に注意するよう呼びかけています。