お盆期間中の新幹線予約 コロナ禍前の9割前後の水準まで回復

ことしのお盆期間中の東海道新幹線や山陽新幹線の予約はコロナ禍前と比べると9割前後の水準まで回復しています。

JR 西日本と東海 新幹線の予約状況(26日時点)

JR西日本とJR東海は、8月10日から17日までのお盆期間中の新幹線などの予約状況を7月26日時点で取りまとめました。

それによりますと、
▽東海道新幹線の予約席数は、およそ114万席で、去年の同じ時期から53%増えています。
▽山陽新幹線は、およそ67万席で、去年の同じ時期から49%増加しました。

コロナ禍前の2018年と比べると、予約状況は、
▽東海道新幹線で95%
▽山陽新幹線で89%まで回復しています。

▽新型コロナの5類への移行で旅行や帰省をする人が増えていることや、
▽水際対策の緩和で外国人旅行者が増えていることが要因です。

◇下りでは、
▽東海道新幹線、▽山陽新幹線ともに8月11日

◇上りでは、
▽東海道新幹線では8月13日
▽山陽新幹線では15日が、ピークとなる見通しです。

高速道路の渋滞予測

西日本高速道路によりますと、
◇下りでは、8月11日に渋滞のピークが予想されていて、
▽名神高速道路の旧山科バスストップ付近を先頭に30キロ
▽中国自動車道の西宮名塩サービスエリア付近を先頭に20キロなどとなっています。

また、
◇上りでは、8月13日と14日に渋滞のピークが見込まれています。
中でも、13日は、
▽名神高速道路で大津インターチェンジ付近を先頭に25キロ
▽中国自動車道の宝塚西トンネル付近を先頭に15キロなどとなっています。

西日本高速道路は、渋滞が見込まれている日や時間帯をずらして利用するよう呼びかけています。