静岡 修善寺温泉街に「足水」が登場

厳しい暑さが続く中、静岡県伊豆市の修善寺温泉街には、足を水で冷やす足湯ならぬ「足水」が登場し、観光客の人気を集めています。

「足水」は、夏の新たな観光名所にしようと修善寺温泉街にある足湯施設にことし初めて設けられました。

温泉をかけ流す足湯の設備がそのまま利用され、温泉の代わりに20度前後の水をかけ流しています。

26日もぎらぎらとした日ざしが照りつける中、観光客が次々に訪れ、冷たい水に足をひたしながら川のせせらぎとともに涼しげな雰囲気を楽しんでいました。

愛知県から観光に訪れた夫婦は「冷たくて気持ちがいいです。この暑さの中、足湯に入るのはどうかなと思っていたのですごくいいと思います」と話していました。

伊豆市産業振興協議会の大路弘文参事は「暑い日が続いているのでサプライズとおもてなしの思いを込めて足水にしました。観光帰りに寄っていただけたらうれしいです」と話していました。

「足水」は無料で、伊豆市の足湯施設「リバーテラス杉の湯」で8月31日まで楽しめるということです。