水族館で成長途中の小さい生き物集めた「推しの仔」展 香川

香川県宇多津町にある四国水族館で、ことし生まれた魚など、ふだんは見ることができない小さい生き物の展示が行われています。

この展示は、成長途中で小さく、ふだんは見ることのできない生き物の姿を楽しんでもらおうと企画され、飼育員イチオシの生き物が集められたことから「推しの仔」展と名付けられています。

30センチほどの四角い水槽には海や川の5種類の生き物が展示されています。

このうちイイダコの子どもは体長2センチほどで、水槽の隅にじっと張り付いて貝殻に身を隠そうとする姿を見ることができます。

7月に生まれたばかりのカミナリイカは、時折、足を使って砂の上を移動していて、今は体長1~2センチほどですが、1年以内に30センチから40センチに成長するということです。

このほかクラゲやカニ、メダカも展示され、訪れた人たちは小さな生き物の動きをじっくりと観察していました。

訪れた人は「クラゲの赤ちゃんがかわいかった」とか、「ふだん見られない赤ちゃんを見てふしぎな気持ちになりました」などと話していました。

展示は宇多津町の四国水族館で8月27日まで行われる予定です。