ヤクルト西浦直亨とDeNA阪口皓亮の交換トレードが成立

プロ野球 ヤクルトの内野手、西浦直亨選手とDeNAの阪口皓亮投手の交換トレードが成立し、両球団から発表されました。

ヤクルトからDeNAに移籍する西浦選手はプロ10年目の32歳。

法政大学からドラフト2位でヤクルトに入団し、平成30年には138試合に出場し、パンチ力のあるバッティングで10本のホームランを打ちましたが、今シーズンは6試合の出場にとどまっています。

西浦選手は「突然のことで正直、驚いています。スワローズを離れる事は寂しい気持ちもありますが、今回のトレードを新たなスタートとして、新天地で活躍することが、皆さんへの恩返しになると思って頑張ります」とコメントしています。

一方、DeNAからヤクルトに移籍する阪口投手は、プロ6年目の23歳。

北海高校からドラフト3位でDeNAに入団し、1メートル88センチの長身から投げ下ろす角度のある速球が武器ですが、プロ通算2勝6敗、防御率は5.31で、今シーズン1軍での登板はありません。

阪口投手の背番号は「58」に決まり「ファンの皆さんには突然のトレードの発表になって驚かせてしまっているかもしれませんが、新天地でもしっかり活躍しているところを届けたいなと思います」とコメントしています。

今回のトレードは、先発投手陣の強化を図りたいヤクルトと右打ちの内野手が不足しているDeNAの思惑が一致したものとみられます。