中国国営の新華社通信は、全人代=全国人民代表大会の常務委員会が25日、中国人民銀行の新しい総裁人事を決めたと伝えました。
中国人民銀行の新総裁に潘功勝副総裁
中国国営メディアは中国の中央銀行である中国人民銀行の易綱総裁が退任して、潘功勝副総裁が後任に就く人事を伝えました。
潘氏は国有銀行での勤務を経て、2012年に中国人民銀行の副総裁に就任し、イギリスのケンブリッジ大学やアメリカのハーバード大学でも研究しており、国際派として知られています。
今月1日には中国人民銀行の共産党委員会の書記に就任していて、総裁に就任するという見方が出ていました。
中国では景気回復の勢いが鈍くなっていて、潘氏がどのように金融政策で景気を下支えするのか、手腕が問われることになります。