NYダウ 約1年5か月ぶり高値 6年5か月ぶり11営業日連続値上がり

週明け24日のニューヨーク株式市場、ダウ平均株価は11営業日連続で値上がりし、およそ1年5か月ぶりの高値となりました。また11営業日連続の値上がりはおよそ6年5か月ぶりです。

24日のニューヨーク株式市場、ダウ平均株価の終値は先週末に比べて183ドル55セント高い3万5411ドル24セントと、去年2月以来、およそ1年5か月ぶりの高値となりました。

ダウ平均株価の値上がりはこれで11営業日連続で、12営業日連続で値上がりした2017年2月以来、およそ6年5か月ぶりです。

アメリカのインフレが鈍化して景気減速への懸念が和らぐ中で企業の決算発表が本格化し、今後、発表される業績に期待感が広がっていることが買い注文につながっています。

市場関係者は「買い注文が増えたものの、今週はFRB=連邦準備制度理事会の金融政策を決める会合やIT大手の決算発表が予定されていて、その内容を見極めたいという投資家も多く、株価の上昇が今後も続くかどうかは不透明だ」と話しています。