ドコモ個人情報流出問題 不正持ち出しの元派遣社員を書類送検

NTTドコモのインターネット接続サービスなどの利用者の個人情報が流出した問題で、データを不正に持ち出したとして、業務を委託していた会社の元派遣社員が警視庁に書類送検されました。

書類送検されたのは、NTTドコモが業務を委託していた会社の20代の元派遣社員です。

捜査関係者によりますと、ことし3月、NTTドコモのインターネット接続サービスなどの利用者の個人情報を、業務で使用していたパソコンを使い、個人で契約していたオンラインのストレージサービスに保存して持ち出したとして、不正競争防止法違反の疑いが持たれています。

これまでのところ、持ち出された情報が悪用されるなどの被害は確認されていないということです。

NTTドコモは21日に、流出した個人情報はおよそ596万件で、元派遣社員が不正に外部に持ち出していたと発表していました。