関東甲信と東北が梅雨明け 各地で厳しい暑さ続く

22日も西日本から北日本の広い範囲で高気圧に覆われ、関東甲信と東北では梅雨明けが発表されました。各地で厳しい暑さが続いているため、熱中症に十分注意してください。

気象庁によりますと、西日本から北日本の広い範囲で高気圧に覆われていて、この時間は全国的に晴れているところが多くなっています。

関東甲信と東北は、この先1週間もおおむね晴れる見込みで、気象庁は、22日午前11時に「関東甲信と東北が梅雨明けしたとみられる」と発表しました。

関東甲信の梅雨明けは、平年と比べて3日遅く、去年と比べて1日早くなりました。

また、去年梅雨明けが特定できなかった東北は、平年と比べて南部は2日早く北部は6日早くなりました。

22日も各地で気温が上がっていて、午前11時までの最高気温は
▽大阪府枚方市と福岡県太宰府市で34.3度
▽福井県小浜市で33.9度
▽名古屋市と鳥取市で33.2度
▽東京の都心で30.5度などと厳しい暑さになっています。

気温はこのあとも上がる見込みで、日中の最高気温は
▽京都市と兵庫県豊岡市で36度
▽福岡県久留米市、鳥取市、奈良市で35度と猛暑日が予想されているほか
▽大阪市と福島県会津若松市で34度
▽甲府市や金沢市、松山市で33度
▽東京の都心で32度などと予想されています。

兵庫県と熊本県、それに奄美地方を除く鹿児島県では、熱中症の危険性が高まっているとして熱中症警戒アラートが発表されています。

また気象庁は、来週水曜日ごろから、全国的に暖かい空気に覆われやすく、気温が平年よりかなり高くなるおそれがあるとして「高温に関する早期天候情報」を発表して注意を呼びかけています。

冷房を適切に使用するほか、こまめに水分を補給するなど、熱中症への対策を続けてください。