浸水地区の空き巣防止で警察がパトロール 詐欺にも注意を 秋田

記録的な大雨で広い範囲で浸水などの被害を受けた秋田市では、留守の住宅を狙った空き巣などの犯罪を防ごうと、警察がパトロールを強化して注意を呼びかけています。

このうち床上浸水の住宅被害も出ている秋田市の広面地区では、避難のため留守になっている住宅もあるということで、21日は、この地区を管轄する秋田東警察署城東交番の警察官2人が住宅街をパトカーで巡回しました。

警察官によりますと、災害が起きると、留守の住宅を狙った空き巣や、住宅修理などの名目で訪問や電話をして、高額な料金を請求する詐欺などが増える傾向にあるということで、警察官は「大雨被害で空き巣などの被害が予想されます」などと注意を呼びかけていました。

警察は、今後も巡回の頻度を増やしたり、避難所を訪問して戸締まりなどを呼びかけたりすることにしていて秋田東警察署の二木雄一地域課長は「貴重品の管理や、施錠などの防犯対策が重要です。不審な人を見たり不審な電話を受けたりした際には遠慮せずに警察に通報してください」と話していました。