ロシア 海軍が黒海で対艦巡航ミサイル発射演習実施と発表

ロシア国防省は21日、海軍の黒海艦隊がウクライナ南部、黒海の北西部にある演習場で、対艦巡航ミサイルを使った発射演習を行ったと発表しました。

ミサイルは標的とした船に命中したということです。

また、艦船と航空機の合同演習では、航行禁止区域を一時的に封鎖する演習も行われたほか、違反した船舶を取り押さえるための一連の訓練も行いました。

黒海をめぐっては、19日、ロシアが黒海でウクライナに向かう船舶を軍事物資を輸送している可能性があるとみなすと警告しています。

これに対し、ウクライナ国防省も20日に対抗措置を発表するなど緊張が高まっていて、ロシアとしては黒海で演習を行うことでウクライナや欧米側をけん制した形です。