明治神宮外苑再開発 住民説明会に381人 7月中めどに内容公開へ

東京 新宿区などにまたがる明治神宮外苑の再開発の住民説明会に、合わせて381人が参加したと事業者が発表し、説明会での質疑の内容については、今月中をめどに専用サイトに公開するとしています。

東京 新宿区などにまたがる明治神宮外苑の再開発では、事前の説明が足りないなどと反対の声もあがる中、事業者側は19日までの3日間、神宮外苑から380メートルの範囲に住む住民を対象に住民説明会を都内で3回開きました。

事業者の1つの三井不動産は20日、参加した住民の人数などについて公表し、それによりますと、合わせて381人が参加し、このうち41人から86件の質疑が出されたとしています。

事業者側は、
▽スポーツ施設の段階的な建て替えの必要性や、
▽名所のイチョウ並木を保全するための具体的な内容などについて説明したとしています。

また、説明会では、新たに建設される高層ビルなどに関する質疑がありましたが、こうした質疑の内容については、今月中をめどに専用サイトに公開するということです。

このほか、引き続き専用サイトで質問を受け付けていて、およそ3週間後を目安に回答を掲載する予定だということです。