ブルース・リー没後50年 香港で特別展

カンフー映画の世界的スター、ブルース・リーが亡くなって、7月20日で50年になります。香港ではブルース・リーの写真が掲載された1970年代の雑誌の表紙など、遺族やファンなどから提供されたゆかりの品々を展示した特別展が開かれています。

香港で育ったブルース・リーはカンフー映画を通して世界中で多くのファンを魅了しましたが、1973年に32歳の若さで亡くなりました。

香港郊外にある博物館では、ブルース・リーが出演した映画のポスターや撮影で使用した衣装などおよそ400点をこれまでも展示していましたが、亡くなって50年になるのにあわせて7月から、遺族やファンなどから新たに提供されたゆかりの品々を展示した特別展が開かれています。

特別展では、ヌンチャクを持つ、実物と同じ大きさのブルース・リーの上半身の像が展示されているほか、壁には「動きは水のように」など、ブルース・リーの考えや言葉が書かれています。

このほか、ブルース・リーの写真が掲載された1970年代の雑誌の表紙も展示されています。

子どもの頃にブルース・リーの映画をよく見ていたという男性は「全力で何かに打ち込む姿が好きでした。彼のようにひとつのことをここまで極めることは簡単ではありません。ブルース・リーは最高です」と話していました。