BRICS首脳会議 プーチン大統領はオンライン参加 ロシア発表

ロシア大統領府は、8月に南アフリカで開かれる予定のBRICS=新興5か国の首脳会議にプーチン大統領は対面では欠席し、オンラインで参加すると明らかにしました。

プーチン大統領をめぐっては、ICC=国際刑事裁判所が逮捕状を出していて、出席した場合の南アフリカの対応が注目されていました。

南アフリカ大統領府は19日、8月に南アフリカで開催する予定のBRICSの首脳会議にロシアのプーチン大統領が欠席し、代わりにロシア政府の代表としてラブロフ外相が出席すると発表しました。

プーチン大統領の欠席は双方の合意によるものだとしています。

これについて、ロシア大統領府のペスコフ報道官は「プーチン大統領はオンライン形式で首脳会議に参加することを決定した」と述べ、プーチン大統領は対面での出席は見送り、ラブロフ外相が直接、対面で出席することになると明らかにしました。

プーチン大統領をめぐっては、南アフリカも加盟するICCがウクライナへの軍事侵攻に関連して戦争犯罪の疑いで逮捕状を出しています。

南アフリカのメディアなどは、ラマポーザ大統領がICCに対して、プーチン大統領を拘束して引き渡す義務の免除を求めたと報じるなど、BRICS首脳会議にプーチン大統領が出席した場合の南アフリカの対応が注目されていました。