沖縄 尖閣沖 中国海警局の船4隻が日本の領海に一時侵入

19日午後、沖縄県の尖閣諸島の沖合で中国海警局の船4隻が日本の領海に侵入し、およそ1時間半にわたり領海内を航行したあと、午後6時すぎまでに領海を出ました。海上保安本部は、再び領海に入らないよう警告と監視を続けています。

第11管区海上保安本部によりますと、日本の領海のすぐ外側にある接続水域を航行していた中国海警局の船4隻が、尖閣諸島の南小島の沖合で19日午後4時半ごろから相次いで領海に侵入しました。

4隻はおよそ1時間半にわたって領海内を航行し、午後6時10分ごろまでにいずれも領海を出ました。

海上保安本部は再び領海に入らないよう警告と監視を続けています。

尖閣諸島の沖合で中国海警局の船が日本の領海に侵入するのが確認されたのは今月13日以来で、ことしに入って20件目です。