円相場 ドルに対して1円以上値下がり

19日の東京外国為替市場、日銀が金融政策を修正するとの見方がいくぶん後退したことから、円相場はドルに対して1円以上、値下がりしました。

午後5時時点の円相場は18日と比べて1円28銭、円安ドル高の1ドル=139円50銭から52銭でした。

ユーロに対しては、18日と比べて1円8銭、円安ユーロ高の1ユーロ=156円62銭から66銭でした。

ユーロはドルに対して、1ユーロ=1.1227から28ドルでした。

市場関係者は「先週は、日銀が、今の大規模な金融緩和を修正するのではないかとの観測から円相場が一時、1ドル=137円台まで円高が進んだ。しかし、きのうのG20の後の植田総裁の会見を受けて、こうした政策修正の見方が後退し、きょうは円を売る動きが広がった」と話しています。