維新 次の衆院選に 自民 河村元官房長官の長男を擁立へ

日本維新の会は、次の衆議院選挙の東京6区に、自民党で衆議院議員を長く務めた河村元官房長官の長男の河村建一氏を擁立することを決めました。

日本維新の会は19日、次の衆議院選挙の立候補予定者を新たに2人決定しました。

このうち東京6区では、山口大学で客員准教授を務める河村建一氏を擁立することを決めました。

河村氏は47歳。

おととし政界を引退した自民党の河村元官房長官の長男で、父の秘書官などを務めたあと、おととしの衆議院選挙と去年の参議院選挙に自民党から、いずれも比例代表で立候補し、落選しました。

そして、18日に自民党に離党届を提出し、受理されました。

藤田幹事長は、記者会見で「自民党の元大物議員の子息であり、総理大臣官邸でも勤務し、政治経験が豊富だ。維新の会の理念に共感し、政治活動を一緒にやっていこうという人が、他党であれ出てくるのは喜ばしい」と述べました。

衆議院東京6区では、自民党の越智隆雄氏と、立憲民主党の落合貴之氏も立候補を予定しています。