岸田首相 中東3か国歴訪を終え帰国

サウジアラビアなど中東3か国を歴訪した岸田総理大臣は、一連の日程を終えて、日本に帰国しました。

岸田総理大臣は、今月16日から4日間の日程で、サウジアラビア、UAE=アラブ首長国連邦、カタールの中東3か国を訪問しました。

3か国との首脳会談で岸田総理大臣は、ウクライナ情勢などを背景に国際エネルギー市場の先行きが見通せない中、原油などの安定供給の重要性について認識を共有したほか、各国による脱炭素化も含めた産業の多角化を日本が後押ししていくことを確認しました。

また、今回の訪問には日本の企業数十社も同行し、先端技術や医療など幅広い分野で経済協力を進めていくことになりました。

一連の日程を終えた岸田総理大臣は、日本時間の19日午前11時15分ごろ、政府専用機で羽田空港に到着しました。

岸田総理大臣は今後、大雨により被害を受けた被災地の復旧支援のほか、福島第一原発にたまる処理水を薄めて海に放出する計画に理解を求める取り組み、それにマイナンバーカードをめぐる問題などへの対応にあたることになります。