ジャニーズ問題 前社長の性加害 情報提供求める専用窓口開設

ジャニーズ事務所の元所属タレントなどから前社長による性被害の訴えが相次いでいる問題で、事務所が設置した外部の専門家による再発防止のための特別チームが、性加害行為についての情報提供を求める専用の窓口を開設しました。

ジャニーズ事務所では、2019年に亡くなった前社長からの性被害を訴える声が相次いでいて、ことし5月には再発防止策の策定などのため、法律や性被害などの外部の専門家による特別チームが設置され、調査を進めています。

これについて、調査の内容を深めるため、事務所を経由することなく、直接、特別チームへ情報提供することを目的とした専用のオンラインの窓口を設置すると18日、ホームページ上で発表しました。

対象は、所属タレントや過去に所属していた人で、自身が被害を受けたか、他の人の被害を見たり聞いたりしたことがあるかについて、広く情報を求めています。

対応は特別チームのメンバーや外部委託先が行い、直接、連絡を取って詳細を聞かせてもらいたいとしていますが、寄せられた情報は個人情報を除いたうえで再発防止策の提言に生かすとしています。

また、ジャニーズ事務所は特別チームからの提言を受けたうえで、今後の対応について記者会見を行う予定だとしています。