元防衛庁長官の大野功統氏が死去 87歳

自民党の元衆議院議員で防衛庁長官などを歴任した大野功統氏が、16日老衰のため東京都内の病院で亡くなりました。87歳でした。

大野氏は香川県観音寺市出身で、旧大蔵省の課長などを務めたあと、昭和61年の衆議院選挙で初当選し、8回連続で当選しました。

この間、文部科学副大臣や党の国防部会長などを務めたあと、平成16年に第2次小泉改造内閣の防衛庁長官に就任し、沖縄のアメリカ軍普天間基地の移設問題などに取り組みました。

そして平成24年の衆議院選挙には立候補せず政界を引退しました。

大野氏は、体調が悪化して先月から都内の病院に入院していましたが、16日老衰のため亡くなりました。87歳でした。