7年前、入所者19人が殺害される事件が起きた相模原市にある神奈川県立の知的障害者施設「津久井やまゆり園」では、おととし、施設の再建にあわせて追悼のモニュメントと献花台が設置されました。
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相模原やまゆり園 現場の慰霊碑に新たに2人の名前刻まれる
7年前、相模原市の知的障害者施設で19人が殺害された事件で、現場に設置された慰霊碑に、遺族の意向を受けて18日、新たに2人の名前が刻まれました。これで19人の犠牲者のうち10人の名前が刻まれたことになります。
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献花台には生きていた証を残したいといった遺族の意向を受けて、これまでに8人の名前が刻まれていましたが、18日、新たに60代の女性と、40代の男性の名前が刻まれました。
黒岩知事は「事件当初は、すべてのご遺族が氏名の公表を控えてほしいとされていた中で、半数を超える方が刻銘するに至ったことは感慨深い」と話していました。
県は、今後も遺族の希望があれば名前を刻むことにしています。