陸上 DL 女子やり投げ 北口榛花 日本記録更新で優勝

ポーランドで開かれた陸上の世界最高峰の大会「ダイヤモンドリーグ」で、女子やり投げの北口榛花選手が自身の持つ日本記録を1メートル余り更新する、67メートル4センチをマークして優勝しました。

去年の世界選手権で女子の日本選手の投てき種目では初めてのメダルとなる銅メダルを獲得した北口選手はこの種目で2019年に66メートルの日本記録をマークしています。

北口選手は16日、ポーランドで行われた陸上の世界最高峰の大会「ダイヤモンドリーグ」のシレジア大会に出場しました。

北口選手は、4回目までを終えて2位につけると、5回目で65メートル82センチを投げてトップに立ちました。

そして最終の6回目で、67メートル4センチのビッグスローを見せ、自身の持つ日本記録を1メートル4センチ更新して、ダイヤモンドリーグ通算4勝目を挙げました。

北口選手は、ことし8月の世界選手権の代表にすでに決まっているほか、今回の記録はオリンピックの参加標準記録を大きく上回っていて、世界選手権や来年のパリオリンピックに向けて弾みをつけました。