【プロ野球結果】広島がDeNAに競り勝ち 4連勝で2位浮上

プロ野球は6試合が行われ、セ・リーグは広島がDeNAに競り勝ち、4連勝で2位に浮上しました。

《セ・リーグ》

阪神×中日

阪神 対 中日は、中日が3対0で勝ちました。

○勝ち:メヒア投手 2勝
▽セーブ:マルティネス投手 1勝1敗23セーブ
●負け:伊藤将司投手 3勝4敗
◎ホームラン:中日 細川選手 12号

中日は4回、細川選手のソロホームランで先制し、7回に代打・後藤選手の2点タイムリーヒットで追加点を挙げました。先発のメヒア投手は6回をヒット3本の好投で2勝目をあげチームは3連勝です。

首位の阪神は先発の伊藤将司投手が7回を3失点に抑えましたが、得点を挙げられず、3連敗です。

DeNA×広島

DeNA 対 広島は広島が3対2で勝ちました。

○勝ち:ターリー投手 5勝1セーブ
▽セーブ:矢崎投手 4勝16セーブ
●負け:伊勢投手 2勝3敗1セーブ
◎ホームラン:広島 デビッドソン選手 9号

広島は2回、デビッドソン選手のツーランで先制し、7回に追いつかれましたが、8回に野間選手のタイムリーで勝ち越しました。3人目のターリー投手が5勝目をあげ、広島は4連勝でDeNAを抜いて2位に浮上し、首位・阪神にも1ゲーム差に迫りました。

DeNAは9回に1アウト一塁三塁のチャンスを作りましたが、3番の佐野選手と4番の牧選手が倒れ、3位に後退しました。

ヤクルト×巨人

ヤクルト 対 巨人は、ヤクルトが10対3で勝ちました。

○勝ち:高橋投手 4勝5敗
●負け:メンデス投手 1勝3敗
◎ホームラン:ヤクルト 中村選手 4号
       巨人 秋広選手 7号、吉川選手 4号

ヤクルトは2点を追う4回、中村選手のスリーランなどで4点をあげて逆転し、5回にはサンタナ選手、村上選手、オスナ選手の3者連続タイムリーなどで5点を奪い、リードを広げました。

巨人は先発のメンデス投手が4回4失点と役割を果たせずに4連敗となり、勝率が5割を切りました。

《パ・リーグ》

ソフトバンク×オリックス

ソフトバンク 対 オリックスは、延長10回、オリックスが2対1で勝ちました。

○勝ち:阿部投手 1勝2敗1セーブ
▽セーブ:平野佳寿投手 1勝1敗15セーブ
●負け:松本裕樹投手 2敗
◎ホームラン:オリックス 宗選手 2号、セデーニョ選手 4号

オリックスは1対1の10回、セデーニョ選手のソロホームランで勝ち越しました。先発の宮城投手が8回1失点と好投し、2人目の阿部投手が今シーズン初勝利をあげました。

ソフトバンクは先発の東浜投手が8回まで投げてヒット3本、1点に抑えましたが、打線の援護がなく、チームは8連敗となりました。

ロッテ×楽天

ロッテ 対 楽天は楽天が7対6で勝ちました。

○勝ち:渡辺翔太投手 3勝1敗
▽セーブ:松井裕樹投手 1勝2敗22セーブ
●負け:益田投手 2勝2敗23セーブ
◎ホームラン:楽天 浅村選手 17号、18号、阿部選手 1号
       ロッテ ポランコ選手 10号、11号、12号、安田選手 7号

楽天は3対3の9回、浅村選手のこの試合2本目のツーランと阿部選手の今シーズン1号のツーランで4点を勝ち越し、そのウラのロッテの反撃を1点差で振り切り、両チーム合わせてホームラン7本が出た接戦を制しました。3人目の渡辺翔太投手が3勝目です。

ロッテはポランコ選手がソロホームラン3本を打ち、8回に追いつきましたが、抑えの益田投手が4失点と誤算でした。

西武×日本ハム

西武 対 日本ハムは、西武が2対0で勝ちました。

○勝ち:高橋投手 6勝6敗
●負け:上原投手 1勝4敗
◎ホームラン:西武 中村選手 9号

西武は5回、中村選手のツーランで先制し、先発の高橋投手がヒット4本に抑える力投で3年ぶりの完封勝利をあげました。チームは今シーズン初の5連勝で、日本ハムと入れかわり5位に順位を上げました。

日本ハムは4回、1アウト三塁の先制のチャンスを生かせず無得点に終わり、4年ぶりの9連敗で、最下位転落です。

ロッテ ポランコは1試合3ホームラン

ポランコ選手は、千葉市のZOZOマリンスタジアムで行われた楽天戦に2番・指名打者で出場し、2点を追う1回の第1打席にライトへの10号ソロホームランを打ち、第2打席はヒット、5回の第3打席はレフトに11号ソロ、8回の第4打席には一時同点に追いつく12号ソロホームランをライトへ打って、この試合3本のホームランをマークしました。

9回の第5打席は1点差に追い上げ、ホームランが出れば逆転サヨナラの場面でしたが空振り三振に倒れ、チームは6対7で競り負けました。

ロッテの選手の1試合3ホームランは去年9月22日の山口航輝選手以来で、外国人選手では2013年4月8日のホワイトセル選手以来10年ぶりです。

ポランコ選手は「人生で初めての1試合3本のホームランでとても興奮したが、最後は打ってチームを勝たせることができず悔しい。ここ1週間くらい体調も100%で感じよく打てていたので、きょうはその結果が出たと思う」と振り返っていました。