米アラスカ半島付近でM7.3の地震 日本への津波の心配なし

ハワイにある太平洋津波警報センターから気象庁に入った連絡によりますと、日本時間の16日午後3時48分ごろ、アメリカのアラスカ半島付近を震源とするマグニチュード7.3の大きな地震がありました。気象庁によりますと、この地震で日本の沿岸では多少の潮位の変化があるかもしれませんが、被害の心配はないということです。

アラスカ州の沿岸で津波観測 被害情報なし

NOAA=アメリカ海洋大気局はアラスカ州南部の沿岸に津波のおそれがあると呼びかけていましたが、およそ2時間後に解除しました。この地震でアラスカ州のサンドポイントとキングコーブでおよそ15センチの津波が観測されたということですが、これまでのところ被害の情報は入っていません。

USGSは当初、マグニチュードを7.4としていましたが、7.2に修正し、震源の深さもおよそ32キロだとしています。