記録的大雨 九州北部の被災地 厳しい暑さの中片づけや復旧作業

今月10日、記録的な大雨となった九州北部の被災地では厳しい暑さの中、熱中症対策をとりながら片づけや復旧作業が行われました。

このうち、土石流で大きな被害が出た福岡県久留米市田主丸町竹野では、消防団の詰所の建物にも土砂などが流れ込み、消防団に所属する住民たちが片づけを行いました。

周辺の地区の団員たちも応援に駆けつけ、建物の周りの土砂を重機で取り除いたり、消防車の周りを埋め尽くした土砂や流木などを撤去したりする作業にあたりました。

16日の久留米市は強い日ざしが照りつけ、厳しい暑さとなる中、消防団員たちはこまめに水分を補給し、休憩をとりながら作業を進めていました。

作業の応援に来た男性は「塩分を取ったり疲れたら休憩したりと熱中症対策をしています。疲れてきましたが、作業を頑張ろうと思います」と話していました。