56歳“カズ” 三浦知良 期限付き移籍に向けてポルトガルへ出発

サッカーの元日本代表で56歳のカズ、三浦知良選手が昨シーズンプレーしたポルトガル2部のクラブへの期限付き移籍に向けて、15日羽田空港を出発し、「ゴールで勝利に貢献したい」と意欲を示しました。

三浦選手は、プロ38年目の昨シーズン、ポルトガル2部のオリベイレンセにことし2月から先月まで期限付きで移籍し、3試合に出場してリーグ最年長出場記録を更新しました。

三浦選手は、5月末に帰国後、国内で自主トレーニングを続けてきましたが、再びオリベイレンセへの期限付き移籍に向けて15日羽田空港から現地へと出発しました。

三浦選手は出発前に報道陣の取材に応じ、引き続きポルトガルでのプレーを選んだ理由について「昨シーズン、ポルトガルでいい経験ができたと思っていたが、終わってみればもの足りなさを感じた。もっと試合に出て自分のゴールで勝利に貢献し、自分自身が感じられる成功というものを得たい」と述べました。

また、今のコンディションについては「フル出場はちょっと難しいが、交代で出るくらいだったらいける」と実戦に向けて自信を見せました。

オリベイレンセへの期限付き移籍は来年の6月末までの見込みで、今後、現地でのメディカルチェックを経て正式契約となる予定です。