マイナカード 総務省公表の交付枚数 廃止の約500万枚含まれる

トラブルが相次ぐマイナンバーカードで、総務省が公表している交付枚数8700万枚に死亡などで廃止されたおよそ500万枚が含まれていることが明らかになりました。

総務省は毎月、全国の自治体ごとにマイナンバーカードの交付枚数をホームページで公表していて、ことし4月末時点で全国の交付枚数は8786万5814枚となっています。

しかし、総務省によりますと、この交付枚数の中に死亡や国外への転出などですでに廃止されたおよそ500万枚が含まれているということです。

総務省は「集計のしやすさを優先し、単純に新たに交付された枚数を積み上げて公表してきた」と説明していて、今後は廃止分を除いて公表することを検討しています。