神戸 中学校でいのししの頭部 駆除したものを動物が運んだか

12日の午後、神戸市灘区の長峰中学校の運動場の砂場に、切断されたとみられるいのししの頭部が2つ置かれているのが見つかりました。

警察は動物愛護法違反の疑いで捜査していましたが、13日に地元の猟友会に聞き取りをしたところ、11日に中学校の近くでいのしし4頭を駆除し、切断した頭部を中学校から北におよそ500メートル離れた場所に埋めたと説明したということです。

学校で見つかったものと特徴が似ていて、埋めた場所を警察が調べたところ、動物が掘ったとみられる形跡があり、2つの頭部がなくなっていたということです。

学校の正門付近にある防犯カメラの映像には不審な人物は写っていなかったということで、警察は猟友会が駆除したいのししの一部を別の動物が運んできた可能性が高いとみて、詳しいいきさつを調べています。