米中外交トップ インドネシアで会談へ 対話継続改めて確認か

アメリカのブリンケン国務長官と中国で外交を統括する王毅政治局委員が、国際会議が開かれているインドネシアで日本時間の13日夜、会談します。米中の外交トップどうしの会談はおよそ1か月ぶりで、両国関係の安定化に向けた対話の継続を改めて確認する見通しです。

アメリカ国務省は、ブリンケン国務長官と中国で外交を統括する王毅政治局委員の会談が日本時間の13日午後7時すぎから、ASEAN=東南アジア諸国連合と関係国の一連の会議が開かれているインドネシアのジャカルタで行われると発表しました。

ブリンケン長官と王氏は先月19日に北京で会談していて、両氏の会談はおよそ1か月ぶりとなります。

両国関係をめぐっては、今月上旬にイエレン財務長官が訪中したほか、16日からは気候変動問題を担当するケリー特使が中国を訪れる予定で、バイデン政権としては対立が続くなかでも、対話の機運を維持するねらいがあるとみられます。

会談では関係の安定化に向けた対話の継続を改めて確認する見通しです。